砂漠

砂漠

伊坂幸太郎の小説には、主人公に必ずと言っていいほど私の苦手とするタイプの友人がいる。なのに読み終わる頃にはその人物のことが好きになっている。今回もいましたよ。そんでもって最後の方でそいつに泣かされてしまいましたよ。口調さえも似てきました・・・まんまと罠にはまっているのかもしれないけど、今年一番のお勧めです。一番共感できそうになかった超脇キャラ莞爾の、最後の一言にズバリ共感した私なのでした。
姉御頼むから読め!読んでくれ!