そして、警官は奔る

そして、警官は奔る

そして、警官は奔る

「そして、警官は微笑う」と同シリーズ。前回は潮崎ばかりに気を取られて印象が残らなかった武本が今回はすごくいい。もちろん潮崎もいいし、脇を固める和田も小菅も徳田も福原もみんないい。扱ってるテーマや事件はすごく悲惨で重いものなんだけど、最後にはじんわりと暖かい気分になる本でした。「冷血」と呼ばれながら、実はどんなに裏切られても人を信じることをやめられない和田にはまいったな。これまだ続くのかな?潮崎が戻ってきてからの話もぜひ読みたいものです。もうひとつのシリーズはどうなのかな?図書館で探してみようと思います。

そういえば「クライマーズハイ」ってNHKでドラマ化されたんですね。佐藤浩市主演だそうで。見なければ!録画しなければ!