9月最後の一冊です。
バンダル・アード=ケナードシリーズの4冊目。どうやらシリーズ内では前作3冊で1作、新作が2作目になるようです。相変わらず愛すべきおっちゃんたちがわやわや出て来ます。今回は雇い主が役立たずではあるけれど、素直なよい人だったのでそれほどストレスも溜まらず楽しみました。スパイ探しはこっちかと思わせて、実はこっち、でも本命はこっちだったんだよーと気持ちよく翻弄されましたし。何よりも中途半端に終わってないところがいい!なんだかんだいって駒崎優さんの本はほとんど読んでる私ですが、どうやら現在続いている中では、このシリーズが一番好きみたいです。あぁ次も楽しみ。