コレラの時代の愛

コレラの時代の愛

なんでこの本を読み気になったのか。それは新刊コーナーで目があったから。初・ガルシア・マルケスですよ。一途に一人の女性を思い続けた男の話とうっかり勘違いしてたのですが、あっちへふらふらこっちへふらふら。全然違うやんけ。やることやってるし、旦那が死んだ途端告白に行くなんてまたずいぶんと都合のよい。最終的にはある意味愛を全うしたことになったんだろうけど、よく考えると巻き込まれた船長や船員はお気の毒だわ。面白かったけど生々しい話だったなー。あの時代のあの地域の未亡人ってみんなあんななの?いいのか?

コフィン・ダンサー

コフィン・ダンサー

リンカーン・ライムシリーズ2作目です。やっぱり面白い!!どんでん返しにも慣れたつもりでいたのに面白いくらいに転がされます。サックスとライムの恋愛問題まで絡んできてるのに全然邪魔にならないんだなぁ。ちゃんとその前後の行動に繋がるかってくるから、必要なシーンだって納得できるんだなきっと。3作目は文庫で買ってしまいました。ちょっと翻訳物立て続けだったのでちょっと寝かせてから読みます。