初日

本日初日一回目を見てまいりました。「フライ,ダディ,フライ」。いやー待ったね。映画化をしってから1年以上待ったね。「レボリューション№3」と共にこれでもかと読み返してる本だっただけに、期待が大きすぎてそんな自分が不安だったのですが、全然OKでした。原作で好きなシーンが結構削られてて、最初のテンポが遅すぎたり、ゾンビーズの主要メンバーの説明も一切ないのかよせめて山下の引きの強さだけでも説明してくれよとか、見てる最中は思ったりしてたんですが、終わったらそんなことはどうでもいいんだなーって思っちゃいましたね。気持ちのいい、なんというか毒素だしちゃったようなスッキリ感がありました。
そんで今日は夕方から歓送迎会(にかこつけた普通の飲み会)に出たのですが、始まり時間が早かったので、思ったより早く開放されて、ついうっかりまたもや映画館へ。やっちゃいました。初めての1日2回同じ映画鑑賞(笑)しかも両回ともひとりで!さびしい!さびしすぎるぞ私!でねーこれが不思議なことに、2回目の方がより面白いし、より泣けるんです。ここポイント。原作も私にとってはそういう本なのですよ。なのできっと何回も見に行くと思います。今度は友達と行きますよ。いるんです一応…ともだち(笑)
いやそれにしても舜臣はかっこいいねどうも。あんなにかっこいいとは思わなかったよ。習性でかっこいいセリフ聞くと笑っちゃったりするんだけど、ストンと胸に響くというか落ちるというか。最初は硬質なイメージなのに、鈴木さんが課題を乗り越える度に少しずつ見せる笑顔に乙女はやられちゃうんだな。そんで鈴木さんは素直で可愛い人だ。高校生に頭下げちゃうところも、舜臣の言うことを全部素直に聞いてるところも、てへって笑うところも。好きなシーンがいくらでも思いつく映画だな。